プロジェクトスコープはすべての判断基準

プロジェクトスコープには、プロジェクトの目的のために、何をどこまでやるのかを定義します。

目的を達成するために、必要な成果物や作業と必要のない作業を定義します。

ここでポイントは、必要のない作業=やらないことも定義するということです。

スコープ定義ではやらないことも明確にすることを忘れないでください。

目的と目標の違い

突然ですが、目的と目標の違いはわかりりますか?

目的とは、何のためにプロジェクトを立ち上げたのかということです。

プロジェクトは手段ですので、プロジェクトを遂行することが目的にはなりません。

売り上げPUとか、利益拡大とか、原価低減などの目的のために、プロジェクトを立ち上げたはずです。

目標とは、プロジェクトを遂行するための指標です。

主に、品質・コスト・納期、つまりQCDが目標となります。

プロジェクトスコープには、目的を達成するために、やるべきことが定義されています。

なので、プロジェクトで何度も発生する判断において、スコープに定義されていることが判断基準となります。

スコープに照らし合わせて、実施すべきか、やめるべきかを判断します。

言い換えると、目的を達成するのに、必要なことなのか否かを判断しているということです。

目的を達成すると常に意識すること

プロジェクトが本当の意味で成功したと言えるのは、目的を達成したときです。

つまり、プロジェクトが終了して、開発したシステムが稼働し、そのシステムが成果をあげて、はじめて、真の意味でプロジェクトが成功したと言えるのです。

ですから、プロジェクト推進中の様々な判断や決断において、目的を達成するために必要なのか否かという判断基準を常に意識してください。

また、目的はブレークダウンされますので、唯一無二のものではありません。

プロジェクトの目的、チームの目的、個人の目的、所属する組織の目的など、その時々に応じて、目的の階層やレベルに応じて、判断基準を選択しなければなりません。

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