決めてくれないユーザへの対処

システム開発の要件定義フェーズでは、ユーザに決めてもらうことがたくさんあります。

中には、なかなか決めてくれないユーザもいます。

あの手、この手で催促したり、「決めてくれないと納期に間に合いません。」と脅迫めいたことを言っても、「もう少し待って」と返事するだけ。。

そんなときには、どう対処したら良いのでしょうか?

論理的思考ができる人は、決めてもらうための情報を集めて、メリット・デメリット、判断基準、推奨案、その根拠などを客観的に説明しようとするかもしれません。

決められない理由がある

でも、もし、決められない理由があったとしたら、いくら論理的な根拠を説明したとしても、決めてくれない状況に変化はありません。

決められない理由が、優劣などではなく、別にあるかもしれません。

例えば、

  • 上司や他部署から反対されている。
  • 誤った判断をして、失敗したくない。
  • 自分の仕事だと思っていない(やらさせ仕事)

といったような理由であれば、論理的なアプローチは、意味がなくなってしまいます。

決められない理由を突き止めて、一緒に解決する

このような状況の場合は、決められない理由を明らかにして、その原因を一緒に解決してあげるのが有効です。

例えば、前述した「上司や他部署から反対されている」という理由の場合は、一緒に反対意見の人への対策を考えて、資料を作成したり、説明に同席したりします。

「誤った判断をして失敗したくない」という理由であれば、リスクを明確にして、リスク対策とその監視について、一緒に考えます。

このように、「決めろ」「決められない」という対立の関係ではなく、共闘して敵に立ち向かうというポジションに立てれば、文字通り後ろから背中を押すことができます。

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